第25回 BELCA会員の新技術・新事業等の説明会 タイル外壁の改修工法に関する説明&体験会(大阪会場)を開催しました
ロングライフビル推進協会(BELCA)では、会員企業の建築物のロングライフ化に資する新技術や新事業等について広く知っていただくことにより、これらの新技術等の活用促進を図ることを目的として説明会を開催しております(過去の説明会の開催報告はこちら)。
外壁タイルの浮き・剥離部の改修に関する工法の説明会として、令和元年12 月に大阪にて「ハイブリッドクイック工法」の詳細説明と実機を用いた外壁仮想躯体への穿孔並びに透明仮想躯体への注入実演を行う体験会を開催したところ、大勢の方にご参加いただきました。当該の「説明&体験会」については、再度関西方面で開催してほしいというご要望がございました。直後に見舞われたコロナ禍においては実演を伴う説明会の開催は難しいこともございましたが、この度、下記のとおり開催し、当日は多くの方にご参加いただき盛況にのうちに終わりました。
1.開催概要
開催日時:令和6年3月14日(木) 13:00~15:00
会 場:第二吉本ビルディングヒルトンプラザ ウェストオフィスタワーC会議室
参 加 者 :30名
2.各技術の説明内容等
(1)説明者
株式会社 ホリ・コン 代表取締役社長 堀 宏一朗
(2)概要等
タイル外壁の浮き・剥離の補修工事において、MF-1ドリル【ハイブリッド仕様】(湿式超低騒音ドリル)を用いて確実な粉塵除去、特殊注入ノズルを用いて孔最深部からの樹脂注入を行うことにより、施工品質(強度・耐久性)の向上、作業環境の改善、施工日数の短縮化、仮設費や諸経費の低減を図られています。また、ドリルと冷却水供給タンク及び電動バキューム装置との連動により、送水圧力の安定化と作業員の負荷の低減が図られており、当協会の優良補修・改修工法等評価事業において「経済性」「施工性」について「特に優れている」と評価されています。
当日は、技術の詳細説明と工法機材を用いた外壁躯体への穿孔及び透明仮想躯体への確実な樹脂注入を実演いただいた他、実際に参加者にも体験いただきました。
ハイブリッドクイック工法は、重要文化財、官庁ビル、その他様々な用途の建築物の補修・改修工事に採用され、その実績は2200棟を超えており、採用された方々からは好評を得ているとのことです。
(3)当日の様子
(4)当日の配布資料等
(5)問合せ先等
①問合せ先:株式会社 ホリ・コン 技術部 TEL:03-3500-3971
②関連情報:工法概要