マンションドック

【お知らせ(令和6年1月1日更新)】

・マンションドックの登録社は3社です。詳細はマンションドックリストにてご覧いただけます。

マンションドックとは

 当協会では、平成15年にマンションのロングライフ化に寄与することを目的とし、管理組合様等と診断会社を仲介するシステムを始めました。
 その際、BELCA正会員の中で一定の要件(登録診断実施要領に記載)をクリアした経験豊富な診断会社を「マンションドック®」として登録し、管理組合様等へご紹介しています。
 

マンションドックご利用のおすすめ

マンションの資産価値を保ちましょう
 
 マンションをいつまでも美しく、そして快適な居住性を保つためには適切な維持管理が必要です。

 そのためには、長期修繕計画をもとに計画的な修繕・更新・改修を実施することがポイントになります。 長期修繕計画のもとで、修繕・更新・改修を実施するに当たっては、人間ドックでの定期診断と同じように、「建物診断」を行い、診断結果に基づいて適切な修繕・更新・改修を行うことが重要です。

 適切に判断できれば、建築後10年、15年、20年という節目で設定されていた大規模な修繕工事を先に延ばすことができることがあります。逆に、長持ちするはずの部品が危険な状態まで傷んでいることが判る場合もあります。

 適切な診断に基づき修繕・更新・改修を行えば、快適な居住性を保ちつつ長寿命化を図ることができ、ひいては資産としての価値を維持することもできます。
 
 「マンションドック」の行う適切な「建物診断」と、それにもとづく適切な修繕・更新・改修により、あなたのマンションの資産価値を保ちましょう

マンションドックによる診断の特徴

①BELCAが認定する「建築・設備総合管理士」「建築仕上診断技術者」・「建築設備診断技術者」の専門資格者が担当します

②診断の項目・内容、調査方法、報告書などを標準化しています

③診断後一定期間内に外壁落下事故があった場合、「BELCA外壁診断管理保険」により第三者に与えた損害を補てんします

④管理組合のご意向や建物の状況に応じて、お客様の立場に立った診断内容を提案します

マンションドックの診断手順について

アンケートやヒアリング等により、マンションの基本的な情報や、劣化や不具合に関する情報収集を行います。

マンションの共用部分のうち、不都合が多く発生している「屋根・防水」、「外壁」、「給排水設備」に重点をおいて調査を行います。
なお、調査する部位、項目、調査方法はマンションドック実施要領で標準的なメニューを定めています。

調査データから、その結果を評価し、併せて課題と対策をご提案いたします。

BELCAの認定資格である「建築仕上診断技術者」、「建築設備診断技術者」および「建築・設備総合管理技術者」が、調査結果や評価を診断報告書にまとめ、管理組合に提出し、説明会を行います。

マンションドックによる診断内容

①診断の標準メニューを定めています
 共用部分のうち、調査する部位、項目、調査方法などについて標準的なメニューをBELCAが定めました。そのため、診断を依頼するマンションドックごとに業務の内容が大きく異なる心配がありません。
【標準メニューの例】
 屋根・屋上・・・防水層の劣化、バルコニーのひび割れなど
 外壁・外部階段・開口部・・・シーリングの劣化、タイルの接着力、金属建具の劣化など
 内部床・壁・天井・・・ひび割れ、変退色、破損など
 外部・・・自転車置場の錆や劣化、駐車場の陥没、外灯の金属部の劣化など
 設備・・・水槽、ポンプ、配管、各種器具類の劣化など

②標準作業量を定めています。
 BELCAは、標準メニューに対応する作業量の標準を定めています。
 適正な価格でご利用いただけます。「マンションドック」登録・診断実施要綱を公開しています。
(診断メニュー、診断業務標準契約書、報告書目次、標準業務工数などが含まれています)

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