第22回BELCA賞ロングライフ部門表彰建物 | |
清泉女子大学 本館 |
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所在地 | 東京都品川区東五反田3-16-21 |
竣工年 | 1915年(大正4年) |
改修年 | 2010年(平成22年) |
建物用途 | 学校校舎(教員室・会議室・教室・聖堂等) 創建時:個人邸宅(旧島津公爵邸) 1961年に清泉女子大学が購入 |
建物所有者 | 学校法人 清泉女子大学 |
設計者 | ジョサイア・コンドル(元設計)、且O菱地所設計(改修設計) |
施工者 | 樺|中工務店(改修施工) ※元施工不明 |
維持管理者 | 学校法人 清泉女子大学 |
ほぼ百年前に、日本の建築教育の父ともいうべき、ジョサイア・コンドルによって設計された上級華族の住宅であるが、その後、日本銀行の所有やGHQによる接収などを経て、50年前から大学の本部建物として大切に使われている建築である。記憶の継承が求められる学校建築として、閑静な敷地の中で理想的に時を経ており、竣工当時の姿がほぼ残されている、まさにロングライフ建築である。煉瓦の壁体の外側には、白タイルと本石が張られており、当初から長期の耐久性が備わった建築であった。 |
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