第21回BELCA賞ベストリフォーム部門表彰建物 | |
国立大学法人 東京工業大学すずかけ台キャンパスG3棟 |
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所在地 | 神奈川県横浜市緑区長津田町4259 |
竣工 | 1979年(昭和54年) |
改修年 | 2010年(平成22年) |
建物用途 |
講義・研究室棟 |
建物所有者 | 国立大学法人 東京工業大学 |
改修設計者 |
国立大学法人 東京工業大学 |
改修施工者 |
粥ヌ沼組 |
東工大すずかけ台キャンパスは、学部機能を持たない我が国初の大学院大学創設を目標として、1970年代後半から実質的な運用を開始した。当G3棟は、初期マスタープランに基づき当時の建築学科の助教授であった谷口汎邦(現東工大名誉教授)を中心とする長津田研究室により設計された高層研究棟のひとつで、モダニズム建築の流れを汲むものであった。緑豊かな丘陵地の外部風景を満喫させる横連装の、2つのオフィス空間(メインボディ)が、3mセットバックした縦シャフトで連結されるという明快な構成であった。耐震改修が喫緊の問題となり、併せて当初はセントラル空調であったが、次第に個別空調の室外ユニットが窓面に多く取り付けられ美観を損ねていた設備面の問題も解決すべく、全面的な改修が行われた。 |
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