平成24年度

 

(2)維持保全計画の普及・推進の検討(平成23年度〜平成25年度)

1)事業の概要

建物のロングライフ化のためには、当該建物の維持保全計画を策定し、適切に、建物の維持管理をしながら、使用し続けることが重要であるが、実際に建物の維持保全計画を策定しようとするときに、具体の維持保全業務の内容をどのように計画すれば良いか、戸惑うことも少なくない。

本冊子は、維持保全の仕様等の水準について、“高度なレベル”、“標準的なレベル”、“最低限必要とされるレベル”、の3段階で具体的に示し、実際に建物の維持保全計画を策定する際の参考情報としてまとめた。

また、建物の維持保全計画の策定に際しては、対象の建物の活用方針(用途や使用目的をどのように考えるか)や維持保全の体制(自社の組織で対応するか、外部委託するか等)などの維持保全の基本方針を明確にしておくことが必要となるが、建物の維持保全を行う上での基本方針として、どのような事項について、どのような観点から検討すべきかについても取りまとめた。

 

2)委員会

<維持保全計画の普及・推進委員会>

主査       福島 圭一      日建設計コンストラクション・マネジメント

委員       長田 雅夫      轄イ藤総合計画

       久保一二三      三菱地所

       中村 昌行      東京ガス都市開発

       大野 一光      大成サービス

       窪田 豊信      日本管財

       山口 敏和      三菱電機ビルテクノサービス

       中島 修一      ダイケンエンジニアリング

       野々山光邦      BELCA

                                                       (順不同、敬称略)

 

3)成果物の概要

 

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建築・設備の維持保全レベルとこれをふまえた維持保全計画の策定

【構成】

1.維持保全業務のレベルの選択基準としての基本方針

2.基本方針に係る検討事項( 表−1)及び維持保全業務の

仕様レベル( 表−2)の設定

3.表−1及び表−2を活用した維持保全計画の策定