平成21年度 |
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(3)タイル外壁及びモルタル塗り外壁 定期的診断マニュアルの改訂(平成20年度〜平成21年度) 1)事業の概要 平成20年3月に、建築基準法第12条第1項の特殊建築物等定期調査報告制度の調査方法等に係る国土交通省告示第282号が示され、これまで「外観目視調査(一部打診調査を含む)」が中心であった定期調査での外壁調査が、「外観目視を主体とする他に前面打診外壁調査まで含む」こととなり、外壁診断指針の定期的外壁診断と密接な関係が生じてきたため、それらが円滑に実施されるよう、関係性を整理し、解説を充実させる改訂を行った。 また、告示で示された「全面打診等」の実施段階において、日本建築防災協会の「特殊建築物等定期調査業務基準( 2008年改訂版)」の中で「赤外線装置法と打診法とを併用」する方法も示されたが、熟練者による専門性が求められる「赤外線装置法」が安易に多用されないよう、「赤外線装置法」の「適用範囲」と「打診法との併用の必要性」等について追記し、改訂を行った。 2)委員会 <タイル外壁及びモルタル塗り外壁
定期的診断マニュアル第3版改訂委員会> 委員長 坂本 功 東京大学名誉教授 委員 小川 晴果 椛蝸ム組 佐藤 紀男 佐藤建築事務所 永井 優美 日本サーモグラフィー 中島 修一 ダイケンエンジニアリング 池田 博文 ㈶日本建築防災協会 今泉 晋 BELCA (順不同、敬称略) 3)成果物の概要
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