維持保全研究支援奨励金助成論文について

 

■ 平成19年度 選定経緯および支援状況

選定経緯

 維持保全関係の研究を支援するため、平成19年度も前年に引き続き、修士論文又は博士論文を提出する者に対して、対象論文を公募した。
 応募があった19件の論文を対象として、選定委員会を1115()BELCA会議室において厳格に選定を行った結果、下記の5論文を選定した。
 なお、選出した論文についての発表は、平成204月を予定している。

 

支援状況

年度

選定件数

選定件数

内訳

応募

総数

応募件数

内訳

修士

博士

修士

博士

平成16年度

3

(4)

2

1

(2)

18

12

6

平成17年度

4

 

2

2

 

11

8

3

平成18年度

4

(5)

4

0

(1)

20

17

3

平成19年度

5

 

4

1

 

19

16

3

                  ※ 括弧内は辞退者を含む人数

 

 

<参考>

■ 平成1618年度の選定論文

16年度

・建築情報のライフサイクルマネジメントシステムに関する研究
 合川 尚毅(東京大学大学院生産技術研究所 野城研究室(修士)

Cr鋼防食鉄筋を用いたRC構造物の長寿命技術の開発
 太 星鎬(東京大学工学部建築学科 野口研究室(博士)

・外壁複合改修工法を対象にした建物の経年劣化に関する研究
 坂本 裕輔(近畿大学大学院工業技術研究科 在永研究室(修士)

17年度

・劣化した鉄筋コンクリート造建築物に対する最適補修材料選択に関する研究
 朴 同天(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 野口研究室(博士)

・ファサードエンジニアリングの統合に関する研究 −構法成立−
 小谷野 一尚(神奈川大学大学院工学研究科建築学専攻 岩田研究室(修士)

・コンクリート被り部分の性能回復性から見た最適補修に関する研究

 −鉄筋との付着性能実験による補修工法の評価−
 新井 健志(首都大学東京大学院工学研究科建築学専攻 橘高研究室(修士)

・建築廃棄物に混入する異物が環境負荷に及ぼす影響に関する研究
 小林 謙介(東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻 井上研究室(博士)

18年度

・ストック住宅の排水配管システムの更新工法に関する研究

 青井 健史(関東学院大学大学院工学研究科建築学専攻 大塚研究室(修士)

・超高層集合住宅の維持保全を考慮したリスクマネジメントシステムの研究

 横瀬 元彦(京都大学大学院工学研究科建築学専攻 古坂研究室(修士)

・自然環境下における建築仕上げ塗材の物質移動抵抗性の持続性に関する研究

 中村 俊也(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 野口研究室(修士)

・挙動のあるひび割れに対する補修工法の選定技術に関する研究

 神田 賢治(広島大学大学院工学研究科社会環境システム専攻 大久保研究室(修士)

 

■ 平成20年度の予告(予定)

概略

平成20

7月末

機関誌BELCA NEWS7月号で論文募集の予告

916日〜
 1017

論文募集
(ホームページ、BELCA NEWS、各大学へのDM等で周知)

11月上旬

論文選定委員会

平成21

1

中間報告

3

成果受け取り

 

参考

平成19年度 維持保全研究支援奨励金助成論文 募集要領

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■ お問合せ先

BELCA

総合企画部 大野木
 TEL03-5252-3873

 FAX03-5252-3871