17回 BELCA会員の新技術・新事業等の説明会

「大阪ガス梶F「実験集合住宅 NEXT21

〜新たな居住実験「快適な住空間、万一に備えた住まい」に向けた取組み〜」

を開催いたしました。

ロングライフビル推進協会(BELCA)では、会員企業の建築物のロングライフ化に資する新技術や新事業等について広く知っていただくことにより、これらの新技術等の活用促進を図ることを目的として説明会を開催しております(過去の説明会の開催報告はこちら)。

集合住宅ストックについてもロングライフ化が求められており、その為のハード面、ソフト面の対策が必要となっていることから、平成31年4月に説明会「集合住宅のロングライフ化にかかる取組み」を開催し、大阪ガス蒲lから実験集合住宅「NEXT21」を対象に講演を行っていただいたところ非常に好評を得ました。

NEXT21は、日本のスケルトン・インフィル型住宅の先駆けともいえる建物で、1993年の竣工以降、「環境共生住宅」、「スケルトン住宅・長期優良住宅ストック」としての実証、また、住宅機器・設備の実験とモニター評価の場としてハード・ソフト両面から時代のニーズに対応した検討がなされております。

201920年にかけて新規の居住実験「快適な住空間、万一に備えた住まい」に向けたリニューアル工事が行われ、@平常時の快適な住空間、A非常時に備えた住棟の在り方、BITを活用して体調管理を支援できる住まいの実現、について実証試験等取り組まれております。

今般、大阪ガス蒲lのご厚意により、このリニューアル工事後の最新の居住実験の内容について下記にてNEXT21の説明&見学会を開催し、盛況のうちに終わりました。

 

1.開催概要

開催日時:20210326日(金)13301530

会  場:NEXT21(大阪府大阪市天王寺区)

者:10

 

2.各技術の説明内容等

 

当日の様子

 

説明者

大阪ガス潟Gナジーソリューション事業部計画部環境・政策チーム 志波 徹

 

 

概要等

NEXT21は近未来の都市型集合住宅のあり方について環境・エネルギー・暮らしの面から実証・提案することを目的に建てられた実験集合住宅で、1993年に竣工して以降、多くの実験が行われております。

直近では201920年にかけてリニューアル工事が行われており、「快適な住空間、万一に備えた住まい」をテーマとして(1)ウェルネスZEH、(2)災害時等に72時間自立出来る集合住宅、(3)普段の生活の中で健康管理ができるIoT住宅、といった項目について、実証実験が行われております。

当日は、2階会議室でNEXT21の概要や今期の実験の概要、また、これまで行われてきた実験の概要・結果についてご説明いただいた後、2班に分かれて建物を見学しました。

 

 

NEXT21外観(平面図等はこちらより確認できます)

 

 

北面

南面

 

 

NEXT21建築システムを可視化について(604住戸)

 

 

住戸外(床下配管の可視化) 

住戸内(インフィル断面可視化) 

 

 

平常時の快適な住空間

 

 

自在の家302.303住戸) 

ウェルネスZEH〜風香る舎〜503住戸) 

 

 

 

 

 

 

非常時に備えた住棟の在り方災害時自立実証実験

 

 

エネファーム1 

エネファーム2 

 

 

太陽光パネル(屋上屋根・手すり)

太陽光パネル(南面手すり)

 

 

ITを活用して体調管理を支援できる住まいの実現に向けて

健康管理IoT住戸(リンク先最下段)

 

202住戸 入口

202住戸 内 

 

問合先

大阪ガス潟Gナジーソリューション事業部計画部環境・政策チーム 

■問い合わせフォームはこちら

 

関連情報

大阪ガス実験集合住宅NEXT21

 

 

 

 

 

 

 

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